[コラム] なぜ勉強しようとすると机を掃除したくなるのか
机の整理、本棚の片づけ、ペンの並べ替え、普段は気にならないホコリまで気になり、気づけば1時間。勉強時間はゼロ…。
これは行動心理学で説明がつきます。もちろん「掃除が好きだから」ではありません。
勉強には、「やったのに成果が見えない時間」があります。数学の問題を30分考えても解けなかったり、英単語を覚えても翌日には忘れていたり。こうした時間は、不安や焦りを感じやすいものです。
一方、掃除は「散らかった机がきれいになる」など、行動と結果がすぐにつながります。そのため、勉強から逃げたくなったとき、人は無意識に「成果が目に見える作業」を選びたくなります。
でも、数学で「解けなかった30分」も決して無駄ではありません。「どこで止まったのか」「何が分からなかったのか」が分かれば、それは次の一問につながる成果です。
もし勉強中に突然、大掃除をしたくなったら、一度だけ自分に聞いてみましょう。
「今、本当に掃除がしたい? それとも、勉強から逃げたい?」
2026年10月05日 16:00
