[受験] 「算数/数学が苦手」と決めるのは早すぎる
計算が遅い、テストの点数が低い、文章題になると手が止まる。確かに、今の時点では得意とは言えないかもしれません。しかし、それだけで「苦手」と決めつけるのは早すぎます。
算数/数学は、計算の速さや公式の暗記だけで決まる教科ではありません。問題文を読み、条件を整理し、図を描き、分からないときに別の方法を試す。こうした「考える力」は、学習方法や経験によって大きく伸ばすことができます。ところが、正解や処理速度ばかりを求め、大量の問題を解かせるだけでは、「なぜそうなるのか」を考える前に解き方を覚えるようになり、初めて見る問題への対応力が育ちにくくなります。
成長の速さには個人差があります。今は時間がかかっていても、じっくり考え、試行錯誤する経験を積むことで、ある時から理解が大きく進むこともあります。点数は現在地を示すものにすぎず、子どもの可能性を決めるものではありません。大切なのは「できない」と決めつけることではなく、「どうすれば考える力を伸ばせるか」を考えることです。
2026年09月21日 16:00
