[合格体験記] 大阪公立大学医学部医学科
この塾で学んで最も良かったと感じるのは、「考えること」を徹底して重視する指導方針です。単に問題数をこなしたり解法を暗記したりするのではなく、問題の構成や別解まで深く掘り下げるため、一つひとつを納得しながら理解することができました。特に印象に残っているのは証明の書き方です。先生は「過不足のないきれいな証明を書くことは、自分の思考を整理し言語化することだ」と繰り返し話されていました。インプットだけでなく、アウトプットできて初めて実力になるという考えで、常に生徒のノートを確認し、一人ひとりの理解度や課題を把握していたように思います。
高校3年になったとき、僕の場合は「より難しい問題を解くより、公立大に合格するには今のレベルの問題を完璧にすることの方が大事」という理由で、一つ下の学年のクラスで同じ内容をもう1年学ぶことを勧められました。当時は疑問もありましたが、実際にやってみると理解が不十分な部分や定着していない知識が多く残っていたことに気づきました。結果的に合格できたことを考えると、ノートから生徒の実力を見抜き、志望校合格への見積もりを判断する目の正確さは今更ながら驚かされます。
また、受験期も、勉強時間の長さよりも、集中するときは集中し、休むときはしっかり休むことの大切さを繰り返し言っていました。そのおかげで無理なく勉強を継続でき、最後まで高いモチベーションを維持することができました。
入塾当初は効率が悪いようにも感じましたが、難関大学の入試に向き合う中で、これらの経験すべてが大きな武器になりました。合格はもちろん、考える力や学習への向き合い方は一生役に立つ財産になったと思います。
2026年07月06日 16:00
