[受験] 「計算力は高いが、自信がない」
試験を意識し過ぎた学習の弊害と言えるでしょう。早期教育で、入試に合格するための計算力ばかり身に付けて、応用力がない生徒を何人も見てきました。進度に追われ、解法の理解よりも正解を出す速さが重視された結果です。勉強が完全に作業になっています。
算数や数学の面白さは、「なぜそうなるのか」を考える過程にあります。条件を整理し行き詰まりながらも道筋を探す時間が考える楽しさを生みます。たとえ遠回りでも、自分の頭で解法を組み立て、正解に辿り着いた喜びは何事にも代えがたい経験となります。また、解法が1つでないことに気付いたとき視野は一気に広がります。
1つの問題に時間をかけ、自分なりの発想を楽しむことで思考力は育ちます。効率だけでなく、立ち止まる時間こそが算数/数学を好きになる第一歩です。時間の使い方や演習量を見直すことが学びの質を高め、急がない学習こそが深い理解そして成績という見返りに繋がります。
2026年01月12日 16:00
