[受験] “考え方”と“解き方”

“解き方”は、具体的な手順や計算方法を用いて解答を導き出すプロセスで、最終段階の演習(経験)では大きな意味を持ちますが、目先の正解にこだわり、最初からここに頼ってしまうと、いわゆる“暗記型学習(パターン学習)”は算数・数学ともに学年が上がるにつれ伸び悩む結果となります。
言うまでもなく、“解き方”を覚えるのではなく、“考え方”を身に付けることが重要です。また、1つの解き方にこだわらず、できるだけ多様な視点で試行錯誤することは、論理的思考を磨き、最終的に問題解決の理解が深まり応用力も高まります。
より高いレベルを目指すのであれば、一見回り道に見えますが、そのためには特に最初の段階、算数であれば小学4年生、数学であれば中学1年生で、1問1問生徒本人が理解するための十分な時間を与えてあげ、間違った場合にも検証することが重要だと考えます。
2025年02月03日 16:00