大阪天王寺の算数・数学メインの進学塾｜wit（ウィット）

[受験] 数式の可視化

算数･数学の難問は思考することが階層化されています。問題を解くために、基礎の知識と正確な手順の整理、そしてそれらを駆使し全体像を把握しながら処理する能力が求められます。「これを解くためには、この値が必要で、その値を求めるためには･･･」といった感じです。
 
問題にアプローチはできるが、結果としてミスの多い生徒は、この整理が上手くできていません。問題点としては大きく2つ考えられます。
第1の問題点として、基礎知識や計算方法を正確に理解できていません。問題の本質的な部分を考えなければならないのに、他の要素に気を取られているので全体像を見失います。
第2の問題点として、必要以上に頭の中で処理しようとすることです。これは講義でも何度も言っていることですが、とにかく算数･数学は可視化が大事です。数式をグラフや図として視覚的に表すことで、知識を関連することができ、より深い理解ができます。また何倍もの情報が視覚から得られ、ヘタに頭の中だけで考えるよりも効果的です。
一定の難易度になった場合には、文字や数字だけで理解するよりも、情報の吸収や記憶にも断然有効です。