大阪天王寺の算数・数学メインの進学塾｜wit（ウィット）

[受験] 加点評価

前回の中学受験編という訳ではありませんが･･･、「2問しか解かない」本質的な部分は小学生に対しても同じですが、また違った意味合いもありますので述べたいと思います。
 
あまり上手くいっていない生徒によく見られることですが、“評価疲れ”を感じます。これまで“減点評価”をされ続けたがゆえの行動でしょうが、解けないことにイラ立つため、粘り強く考えることができず、解答の説明をしても感情が優先するため集中して理解することができません。
 
当塾は“加点評価”のシステムとなっています。特に何かある訳ではないのですが、基本的に解くことが難しい問題を時間をかけていいので粘り強く考え、「解けないことは普通なので解き方を理解することが大事」という“本質的な勉強法”を学んでいきます。解けたときの喜びは非常に大きく、別解の解説も食い入るように聞いてくれます。
 
中学受験における日々の勉強への考え方･やり方は、単に志望校の合否だけでなく、その後の中高における学習習慣に繋がっていきます。言ってみれば、その生徒の勉強のフォーム(スタイル)が出来上がる時期です。目先の1問ではなく、もっと大きなものを見据えた教育のグランドデザインが大切だと考えます。