[受験] 答えにつながる考え方
ここでいう暗記とは、例題の解法を分類して覚える学習法を指します。取り組みやすい反面、難しい問題に対応するには覚える量が膨大になり、限界があります。一方、セオリーとは、問題の性質や解法の原理を順序立てて理解することです。単元を超えて応用できるため、少ない知識で多くの問題に対応できるようになります。ただし、その力を身に付けるには、日頃から「なぜそう考えるのか」を意識した訓練が欠かせません。難関校の入試では、一目で解法が分かる問題はほとんどありません。暗記だけでは対応しきれず、またヒラメキに頼れば、根拠のない思いつきに時間を費やしてしまいます。
大切なのは、問題文を丁寧に読み、条件を整理し、セオリーに基づいて論理的に考えながら解法を組み立てることです。その積み重ねによって、答えへ至る道筋が見えてきます。つまり、数学で求められるのは偶然のヒラメキではなく、論理的に考える力です。この力は受験を突破するためだけでなく、物事を筋道立てて考え、課題を解決するための土台となるものであり、算数/数学を学ぶ本当の価値でもあるのです。
2023年12月11日 16:00
