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[受験] 定数と変数

マーケティング等のビジネスシーンにおいて、数学的な考え方に基づいた論理性が非常に大切というやりとりでしたが、内容も興味深い“表現”でしたので紹介したいと思います。
 
数式における“定数”と“変数”について、つまり成果に結び付かない議論の多くは“定数”について語り合っているというものでした。最初の段階で変えることのできないものとできるものの区別ができていないと。
 
これは勉強そのものにも当てはまります。
効率的に成績を伸ばす生徒は“定数”と“変数”の設定が本当に上手いです。部活や睡眠時間を安易に削って勉強時間や量を増やすことはしません。“変数”を時間ではなく「内容と集中力」に設定します。言うまでもなく、受験期には一定量の時間をしますが、この時に時間をまだ“変数”として残しています。それまでに培った内容と集中力があるため、(能力)×(時間)としてやればやるだけ伸びていきます。
 
より高い位置を目指すのであれば全体像が必要です。特に小学生や中学生のようにまだ生徒に俯瞰性がない時期については、これらを生徒自身の気付きに頼るのではなく、いかに周りが的確に導けるかがカギになると言えるのではないでしょうか。