[コラム] 努力と苦労

新入社員のとき、マーケット分析や資料作りに徹夜をすることも珍しくなく、翌日しんどそうな顔をしていると、とても優秀な先輩に言われました。
「やるべきことと労力は変わらない。それを『いつか自分のためになる』と思えばそこから気づきもあるしそれは努力になる、『あー面倒でしんどい』と思えばただのムダな苦労になる」
あれから数十年、縁あって塾の講師をしていますが、まったく同じことが勉強にも言えると思います。もちろん、徹夜で勉強するとかの話ではありませんが・・・。
同じ塾の授業を受けても、どのような気持ちで受けているかで結果は大きく変わります。それが、1回、2回、・・・、10回、・・・ともなると、当然成績の差は歴然と広がります。まして、毎日通っている学校の授業となれば、3年で天と地の差になることは明白です。
席に座り、どうせ逃げられない時間であれば、いっそすべてを“努力”にし、将来の自分に役立てた方が賢明な生き方です。人生の貴重な時間を“苦労”にしてしまうことほどムダなことはありません。
勉強の時間や量を増やす前に、ほんの少し考え方を変える試みをしてみてはいかがでしょうか。それこそが、一切ムダを作らないことが、勝ち組の発想です。
2023年05月22日 16:00